| 檄文 |
| ・建設大臣河野一郎私邸焼き討ち事件 昭和38年(1963)7月17日 |
| 自由民主党に告ぐ 速時現在の混乱した権力争い 派閥闘争の粛正に着手せよ 見よ日本の今日の立場を 未だ権力者の小憩淫楽の許される時に非ず 然るに何ら国状を省みず 十八年の泰平に一億国民のあるを忘れ 小憩淫楽を極め 単に個人の 権力を追い左翼陣営の進出を許し 隣国の無法に対してすらも 無策に光陰を空す 爾来十八年「耐え難きに耐え忍び難きを忍び」 来た一億国民は未だ 一日たりとも心休まる日々はない 見よ この炎の警鐘を 速時自粛せよ 速時粛正せよ 非ずんば第二弾は遠からず放たれるであろう 全日本愛国者団体会議 憂国道志会 自由民主党 河野一郎殿 |
| ・経団連会館襲撃事件 昭和52年(1977)3月3日 |
| 三島由紀夫・森田必勝烈士と楯の会会員が、自衛隊を衷心から敬愛し、かつ信頼していながら敢えてあの市ヶ谷台の挙に及んだに等しく、われわれも敢えて今日この「檄」を日本財界首脳諸氏に対して叩きつける。 大東亜戦争の敗北によって、廃墟と化した戦後日本の復興に、財界が少なからぬ寄与をし、如何にその指導的役割を果たしてきたか、これまでの歴史的事実を、われわれは決して軽んずるものではない。 しかしその反面において、諸君らの営利至上主義が、どれほど今日の日本を毒し、日本の荒廃と混迷を促し、社会世相の頽廃を煽ってきたか、その罪状看過すべからざるものがある。 ロッキード疑獄が投じた政治の混乱は、国民の政治不信を抜き差しならぬところまで追い込み、自由社会の根幹をすら揺るがすに至っている。 それだけではない。 日本の文化と伝統を慈しみ、培ってきたわれわれの大地、うるわしき山河を、諸君らは経済至上主義を持ってズタズタに引き裂いてしまった。 環境破壊によって人心を荒廃させ、「消費は美徳」の軽薄思想を蔓延させることによって、日本的清明と正気は、もはや救い難いところまで侵蝕されている。自ら生んだ子供をコイン・ロッカーに平然と遺棄する異常の社会を、君らは、君らが意図したか否かは別として、現実として構築し続けてきた。 営利至上主義の犠牲となった薬品公害患者の苦悩を、君らは一度でも、真摯に顧みたことがあるのか。 水俣病患者・スモン病患者の心痛に対して、一度でも敬虔な反省をもったことがあるのか。 大昭和製紙等に見られる無責任きまわるヘドロ公害、または瀬戸内海を死の海へと追いたてている現実の大企業体質を、君らは一度でも虚心に直視したことがあるのか。 祖国民族あるを忘れ、大衆国民のあるを軽んずるこの天を恐れぬ諸君らの所業は、必ずや日本を、否、全人類をも亡ぼすこと必至である。 しかし、われわれの悲願は、ヤルタ・ポツダム体制そのものの打倒にあるのだ。したがって、諸君らのみをたんに弾劾するつもりはない。 日本は、大東亜戦争の敗北によって無条件降伏を強いられたが、アメリカを中軸とした戦勝国は、戦後処理を徹底的に日本民族の弱体化に置いて敢行して行った。瞭然たる史実である。 その結果が、現今、眼前に晒されている日本の姿である。物質的に豊かになったと言う美辞に弄されているのは錯覚である。 日教組の目に余る偏向教育は、青年たちから夢や浪漫や祖国愛を奪い、連帯感や責任感の喪失を顕著にして重大な社会問題を提し、マスコミ、殊にマンモス化した新聞の横暴と跳梁は心ある人々の慨嘆と怨嗟の声を集めている。政治の混迷は祖国日本の基盤そのものさえ揺るがし始めている。 東洋の君子国と謳われた日本の栄光は、いまやかけらほども見出すことができない。 すべては日本民族の弱体化を眼目としたヤルタ・ポツダム体制の歴史的呪縛にその源泉を見る。だがしかし、この三十年間に及ぶ戦後体制を最も強力に支えて来た勢力が、金権思想・営利至上主義の大企業体質そのものであったことも韜晦をゆるされぬ事実である。 われわれはかくのごとく断じ敢えてこの挙に及ぶ。 古代ローマは平和を貪ることによって自ら亡んだ。祖国日本が同じ轍を踏むのを座して看過できない。 日本を亡ぼしてはならない。 営利至上主義のために「祖国」を見失ってはならない。 憲法改正! 安保廃棄! 天皇陛下万歳! YP体制打倒青年同盟
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